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アメリカン・エスキモー・ドッグ

アメリカン・ケンネル・クラブ(AKC)分類:ノン・スポーティング・グループ

アメリカン・エスキモー・ドッグ

高さ:約22~48cm

サイズ:小~中型

体重:約3~18kg

能力:難しい場合もある

 
特徴:

サモエドのミニサイズかと思われるほど、雪のように白くてきれいなスピッツ・タイプです。アメリカン・エスキモー・ドッグは、スタンダ-ド(体高約38~48cm)、ミニチュア(体高約30~38cm)、トイ(体高約22.5~30cm)と3種類に分かれており、大きさが違います。頭の形は逆三角形、耳は三角形で直立、尾は羽毛状の毛が密生して、少し背中にかかっています。目はブラウン、まつげは白。足裏は黒く、爪は白。全身の毛は、純白の二重構造の被毛が密生しています。クリーム色のまだら模様が多少混じっていても良いでしょう。鼻、唇、目の周囲が黒。首まわりの被毛が濃く、まるで昔の人が身につけていたヒダ襟や動物のたてがみのよう。オスのほうが特にフサフサしています。被毛の手入れは非常に楽で、普通は1週間に1回のブラッシングで十分です。

歴史:

アメリカン・エスキモーが誕生した経緯について正確なことはわかっていませんが、ノルディック種スピッツ科に属し、おそらくホワイト・ジャーマン・スピッツやサモエド、ホワイト・キーションドと縁続きではないかと考えられています。アメリカには、ドイツからの移民が「ホワイト・スピッツ」という犬を連れて来たという資料が残っており、1913年にUKCの記録に登場します。登録者はホール夫妻。そのワンちゃんの名前が「アメリカン・エスキモー」だったことから、それがこの犬種名になりました。アメリカン・エスキモーを全米に広めたのは、バーナム&ベイリー・サーカスです。スタウト氏の愛犬パル・ピエールが、犬として初めて綱渡りに挑戦して成功しました。1969年にノース・アメリカン・エスキモー・ドッグ・アソシエーションが設立されました。1985年に生まれたアメリカン・エスキモー・ドッグ・クラブ・オブ・アメリカは、アメリカン・ケンネル・クラブ(AKC)の公認となることを目指し、その目的を達成しています。1995年7月1日現在、アメリカン・エスキモーはAKCの公認を得ています。

飼育のポイント:

知らない人間に対する警戒心が強く、「うちのエスキーちゃんがウンと言わないとよその人を家の中に入れられない」という飼い主もいるほど。人を襲ったりしないように、子犬の時に社会性を覚えさせましょう。いつも家族と一緒にいさせてあげることが大切です。かまってあげないと、厄介な問題を引き起こす傾向があります。やさしく、かつ厳しく接することが必要です。人の気を引きたくて、よく吠えるワンちゃんです。吠え癖を持っていたり、健康その他に問題のあるアメリカン・エスキモーを売っているペットショップもあるので、必ず信頼のおけるブリーダーから購入しましょう。

能力:

番犬、見張り(家族)、麻薬犬、アジリティー、服従競技、一芸

傾向:

子供との相性:とても良い

人なつこさ:すぐにはなつかない

しつけしやすさ:とてもしつけやすい

人からの自立度:低い(適度にかまってあげた方が良い)

他を支配する気持ち:強い

他のペットとの相性:良い

他の犬とのケンカ:ほとんどしない

吠え方:よく吠える

性格:

チャーミングで愛情こまやか、やさしく、いたずら好きの元気者。賢くて楽しいパートナーになってくれますが、強い警戒心も持っています。訓練の覚えはよく、服従訓練で高得点を取るワンちゃんがたくさんいます。なかにはわがままなタイプもいますが、大部分は働き者です。交配する際には、神経質、動き過ぎ、狂暴性などの性質を持った祖先がいる犬は避けましょう。

グルーミングと身体的なニーズ:

グルーミング:時々してあげる程度(1週間に1、2回)

トリミング・ストリッピング:不要

毛の長さ・状態:ふわふわの綿毛状

抜け毛:普通

運動:適度にさせた方が良い

ジョギングパートナー:良い

集合住宅での飼育:十分運動させればOK

戸外のスペース:小さな庭があればいい

気候:どんな気候でもOK

寿命:長い(15年以上)